【ネタバレあり】ドラマ「東京タラレバ娘」第9話感想 〜小雪の不倫が〜

ドラマ版「東京タラレバ娘」の第9話のレビューというか個人的な感想です。

 

 

 

前回の話のレビューというか個人的な感想はこちらです。

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早坂さんと倫子の”普通”の幸せが微笑ましい

 

前回の話で早坂さん(鈴木亮平)と付き合うことになった倫子(吉高由里子)。早坂さんとの何気ない日常のやりとりに幸せを感じています。綺麗なお店ではないけど美味しい餃子を出すお店で餃子とビールを食べたり、家でまったりと宅飲みしたり。鍋を買うときにちゃんと調べたりする早坂さんに「真面目か!」とツッコミを入れたりと。

 

 

個人的にこういう”普通”の幸せってかなり大切だと感じています。餃子とビールとか特に。それを感じるようになったのもここ2年くらいの話なんですけど。。楽しく話せて、高級でなくても自分や好きな相手がが美味しいと思えるご飯やお酒を一緒に嗜むことができたり、って素敵なことだなと感じます。

 

 昔はお金をかなり稼いで、高級なマンションに住んで高級なレストランでご飯を食べて高級車を乗り回して、的なことに憧れていたこともあるのですが、身近なところにある幸せに気付くことができる・感じることができるってのも、その人の幸せ度を決める大切な要素なのかなと思います。

 

何かの記事か、本で読んだかは忘れましたが、「幸せは今ある状況に感謝すること」みたいな言葉を目にした時はハッとしました。自分の状況の捉え方というのは大切だなと。

 

KEYが早坂さんと倫子を見つめる目が切なすぎる。

 

香が涼ちゃんを振り切っている!?

 

前回の話で、香(榮倉奈々)は元カレである涼ちゃん(平岡祐太)に会いに行かずに振り切りました。そして、その状況は今も続いているようです。涼ちゃんが会いにきても会うことはしなかったりしていました。涼ちゃんは普通に「香もリナも好き」と言っています。涼ちゃんのこういう正直なところ憎めない。自分に正直なところは素敵だと思います。ただ、KEY(坂口健太郎)が涼ちゃんに「香さんを解放してあげて」的なことを言ったんだとか。

 

ただ、香は婚活には悪戦苦闘しているようです。前回会った人は条件に合っていても”生理的に無理”という人だったそうです。やっぱり条件だけではなかなかうまくいかないのかもしれません。個人的には条件も大事ですが、自分の気持ち・感情も大切だなと思います。婚活も大変ですね。条件面でのマッチングは相談所ででもできるかもしれませんが、気持ちとか感情というのはなかなか会ってみないと確認できないですし。

 

小雪の不倫がついに終わり!?

 

小雪大島優子)は丸井さん(田中圭)との不倫関係を今回の話で終わらせました。丸井さんの家に行った時に見た奥様との生活が見える家具の数々、そして出産に立ち会い父親としての自覚も出てきた丸井さんを目にして別れを決意しました。そして、タラとレバの言葉によって。

 

キッパリと別れを告げる小雪は素敵でした。そして、丸井さんと別れた後に見せた涙も。小雪に幸せになって欲しい。

 

珍しくKEYが酒に飲まれる

 

KEYは元奥さんの七回忌に参加するのですが、その元奥さんの父に「自分の人生を歩みなさい」と言われます。このシーン、すごい泣けました。そして、強い酒を飲みまくるKEY。周囲のこととなると、ちゃんとどうすればいいのかわかっていてアドバイスしたり、時には耳の痛いことも言えるのですが、KEY自身が一番前進できていなかったのかもしれません。

 

「元奥さんは幸せだったのか?」「結婚して意味あったのか?」などという問いが自分の心の中にずっと住み続けていたようです。しかも、一番聞きたい相手はもうこの世にいない。

 

いつも冷静でクールな雰囲気のKEYがあんなにお酒に飲まれて、フラフラになるとは…

 

倫子は早坂さん?KEY?どっちに向かうのか 

そんな荒れ狂うKEYと遭遇してしまう倫子。倫子はKEYに「あんたこそ、タラレバ男じゃん」と言います。恋愛も仕事も上手くいって自信が出てきたのか、この時の倫子、堂々としていて素敵でした。そして、倫子はKEYのことを放っておけません。早坂さんとの約束があるのにも関わらず、KEYの傍にいようとしてしまいます。

 

倫子がなかなか来ないことを心配する早坂さん。今後は倫子は早坂さん?KEY?のどちらとくっつくことになるのか、気になるところです。

 

総括

 

香は涼ちゃんを振り切り、小雪は不倫をやめ、自分達の幸せに向かって前進しているように見えます。倫子は早坂さんと付き合いだしたことで前進したように見えましたが、KEYに行くのでしょうか。もがきながら迷いながら幸せをつかもうとする姿に元気づけられたり、考えさせられます。

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