営業時代のセールストークに突っ込みを

私はケーブルテレビの営業を2年ほどやっていたのですが、そこでよく使われていたセールストークというのがあります。当時は「使えるセールストークを話すと売れる確率が上がる」と思ってしゃべっていたものですが、今となっては「おかしくね?」と思うこともあります。そこで、今回はケーブルテレビの営業職時代に使われてたセールストークに突っ込みを入れていきます。

 

 

 

・「皆さんも〜」

 

いわゆる第三者トークというものです。「みんながやっているなら自分もやらなきゃ」と思わせる手法です。やたらと周囲と合わせたがる人には特に有効でしょう。ただ、自分だったら「みんなが契約してても関係ねぇよ!」って思ってしまいますけどね。

 

・「皆さんだいたい〇〇番(有料のもの)を選びますね〜」

 

これは第三者トークと選択クロージングを合わせたものです。この時はだいたい2番目に高いものというか並べた選択肢の真ん中らへんで有料のものを選んでもらうようにします。ただ、実際のところみんなが有料のものを選ぶわけないんですけどね!

 

 

 ・「まずはお試しで〇〇か月間〜」

 

キャンペーン期間などで割引があってその期間だけでも〜というお試しトークです。僕が勤めていたケーブルテレビ会社の場合、契約は自動更新になります。そのため、安い期間に入ってもらってそのまま連絡を忘れた時に契約を続けてもらう作戦なのです。お試しがそのまま…

 

・「(お客さんの話を聞いて)そうですよねー。わかりますー。僕もそうなんですー。でですね…」

 

お客さんに共感してあげて、「私はあなたの味方ですよ」感を出す作戦です。ある程度話を聞いて、お客様の気持ちが良くなったら大事な話を切り出す作戦です。人は話を聞いてもらうと気分が良くなるとも言われています。自分がお客様だったら、「お前に何がわかるんだよ」って思ってしまいますけどね。

 

・「何かトラブルとかあったらすぐに連絡くれていいんで」

 

サポートまでちゃんとしますよという安心感を与える作戦です。また誠実さを出すというか、いい人感を出すというかそんな意味合いもあります。ただ、実際のところサポートする人は別にいるので自分ではないのですが…営業はほとんど売って終わりです。ケータイを教え場合は直接連絡くることもありますが。。

 

 

・「これも何かのご縁ですし〜」 

 

情に訴える作戦のご縁トークです。これってやってみた感じ意外に効くんですよね。ただ、これを言えるまでの空気感になっているか・距離が縮まっているかが大事な感じもしますが。ただ、縁と言っても一瞬ですが、ほとんどの場合は売って終わりなので。

 

最後に

 

振り返ってみると、色々な意味でヒドイ感じがしました。そして、突っ込みというよりはただの振り返りな感じになってしまいました。

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