ドラマ「東京タラレバ娘」の第5話のレビューというか個人的な感想です。
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第5話概要
倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)の3人は占いに行きます。恐いくらい当たると評判な占い師さんの元へ。そこで、ズタボロに言われた3人ですが、倫子の言われようが一番酷かったです。もう崖から半分落ちかかっているだのと。
その後、香は涼ちゃん(平岡祐太)と会わない、小雪は丸井さん(田中圭)と別れる、という決意をします。そして、仕事もない、男もいない、女もいない、とこの30年間何をやっていたのだろうと落ち込む倫子。そんな倫子の元に奥田さん(速水もこみち)というイケメンの男性が現れます。
スーパーで出会うというなかなかないパターン。奥田さんは倫子を自分がやっているお店に連れて行って、料理とお酒を振舞います。そして、映画好きお酒好きという共通点で意気投合して盛り上がる二人。当然、タラレバ娘達は、この出会いを酒の肴にします。
そんな中、倫子に仕事のチャンスが舞い降りてきます。降板された「恋するシーズン」の脚本家さんが入院することになったのです。そして、代わりの脚本家さんをコンペで決めることになり、倫子もこのコンペに参加します。
寝る間も惜しんで必死に脚本を書く倫子。香、小雪との女子会も断ります。 そして、必死に書いた脚本を早坂さん(鈴木亮平)に提出します。しかし、結果は他のベテランの脚本家さんにお願いすることに。
落ち込む倫子は癒しを求めて、奥田さんのお店に行きます。そして、二人で肉を食べに行くことに。それからはもうデート、告白、付き合う、とトントン拍子にことが進んでいきます。
倫子が幸せ?を掴もうとしてる中、香は涼ちゃんからのLINEを未読無視を続け、小雪は丸井さんからの電話を無視し続けます。ところが、涼ちゃんは香のお店に来て、香の事を心配していたことを伝えます。また、丸井さんは小雪のお店に来て、旅行のドタキャンを直接謝りにきます。
結局、小雪は丸井さんとの関係を断ち切ることができません。(この時の小雪めっちゃいい)そして、香も涼ちゃんのLINEの未読無視をやめます。なかなか関係を終わられせることができない二人。
奥田さんと付き合うことになってご機嫌で歩いている倫子は、KEY(坂口健太郎)と会います。そこで、「脚本家やめるかも」「逃げ道があるなら逃げたっていいじゃん」などとKEYと話します。
KEYはこのやりとりで、昔結婚していた女性のことを思い出します。どうやら先生だったようです。おそらく学校かなんかのかな。この女性は何か病気になってしまったのですが、KEYが彼女の逃げ道になろうとするのです。(この時のKEYカッコいい)
そして、KEYとのやりとりを終えて家に戻った倫子は奥田さんに会いに行きます。この時、タラとレバが”幸せ”について疑問を持っている様子。
という感じで今回の話は終わります。
レビューというか感想
奥田さんは本当にハイスペック男なのか?
奥田さんイケメンだし、高身長だし、優しくて誠実そうだし、自分のお店持っているし、料理も上手だしとパッと見かなりのハイスペックな男性です。ただ、ハイスペックというときには収入もそれなりにあるというのも条件に入ってると思うのです。
奥田さん、収入面はどうなんだろう?倫子がお店に来るときは、いつも他のお客さんいないし。実はお店が儲かってないんじゃないか?とも思ってしまいます。収入はそんなに重要じゃないかもしれませんが、ちょっと疑問。
また、他の女性はいないのかな?とも思ってしまいます。「いや、あの感じはさすがにいないかな。ちょっと不器用そうだし。本当真っ直ぐそう。」なんて思ってたら他の女性がいたなんてこともあり得るかも。でも女性には慣れてそう。「結婚します?」なんてあんな軽く言えちゃうなんて。
本当に倫子と話が合ったりして楽しいのかもしれないし。ただ、倫子が本当に奥田さんに魅かれているのかも微妙なところですね。やっぱり、辛い時・弱っている時に優しくされたりすると嬉しいものです。でも付き合ってみたら「なんか違う」みたいなこともありえそう。
また、倫子は脚本家をやめるか悩んでいるのですが、奥田さんは好きなことを仕事にしてる(しようとしてる)倫子を好きになった部分もあると思うんですよね〜。倫子が脚本家やめるって言ったらどんな反応をするのだろう。
丸井さんと涼ちゃんのズルさ
涼ちゃんは香のLINEが既読にならないことで、香のことを心配します。そして、仕事前に香のお店にきます。本当に心配していたのでしょう。香にもLINEをめげずに送っていますし。彼女がいるのにも関わらず、香が喜びそうなことをするもなんてズルいなー。しかし、香もそんな涼ちゃんを断ち切ることができない。
丸井さんも小雪に会い「呑んべぇ」付近にきます。小雪も無視することができず、結局会ってしまいます。そして、丸井さん言い訳?をします。この時の言葉がズルい。「うまくいってないのは本当」だの「子どもいるって言ったら小雪さん付き合ってくれないと思って…」だの。
そして、小雪も結局「ウソつき。大っ嫌い。」などと言いながらもキスをします。この時の小雪メッチャいい。発言とは裏腹に丸井さんにまた魅かれてしまう小雪。
倫子とKEYのやりとりが好き
やっぱり倫子とKEYのやりとりがいいのです。最終的にはくっつくことになるのでしょうが。そして、早坂さんのお膳立て?も素敵。
「結婚は夢でなくて現実だ」
「チャンスはピンチかもね」
などと相変わらず正論を振りかざすKEY。
脚本のコンペ結果の連絡をKEYとたまたま会ったカフェで聞いた倫子は落ち込みます。
「正論は人を傷つけることもあるんだよ」
と言います。珍しくKEYは「ごめん」と言うのですが、倫子はしゃべり続けて聞いていない様子。
そして、最後のシーンではKEYは倫子に脚本家をやめて欲しくなさそうな感じ。「逃げてない?」などと言います。倫子は「逃げたっていいじゃん」などと言います。倫子は付き合いたい人ができたことをKEYに伝えるのですが、寂しそうな表情のKEY。
しかし、KEYカッコよすぎでしょ。
“幸せ”について考えさせられる
ハイスペックで大切にしてくれそうな彼と一緒にいることが幸せなのか、結婚=幸せなのか、辛く傷ついてても好きな仕事を夢を追い続けるのが幸せなのか、そこから逃げることが幸せなのか、などと色々と考えちゃいます。
幸せって難しいですね。人それぞれ異なるとは思うのですが、自分にとって何が幸せなのかって案外難しい。なんか考えてるとゴチャゴチャしちゃいます。
最後に
今回は奥田さんの登場で倫子に幸せ?らしきものが訪れました。今後どういう形で、タラレバ娘たちは幸せに近づいていくのか楽しみです。
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