【ネタバレあり】ドラマ「東京タラレバ娘」最終話のレビューというか個人的感想 〜”幸せ”とは〜

ドラマ版「東京タラレバ娘」のレビューというか個人的な感想です。

 

 

前回の話の感想はこちら。

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早坂さんが本当にいい人過ぎる!!

 

早坂さん(鈴木亮平)、本当にいい人過ぎる。倫子(吉高由里子)が鍋に行けなかったのが、KEY(坂口健太郎)を助けていたからということがひょんなことからわかるのですが、決して倫子を責めない。でもさすがにショックを隠しきれない様子でした。他にもいい人過ぎるシーンが目白押し。

 

そして、優しい早坂さんは倫子が本当はKEYが好きなのではないか、KEYと一緒になった方がいいのではないか、でも自分も倫子と一緒にいたいという思いの葛藤に苦しんでいたのでしょう。

 

最終的には、早坂さんの方から倫子に別れを告げます。早坂さん本当にいい人過ぎる。早坂さん、本当に切なすぎる。こういう人にこそ、いい相手と巡り会ってほしいものです。

 

涼ちゃんの意外な告白!

 

香(榮倉奈々)は婚活に勤しみますが、なかなかうまくいきません。いい感じと思ってた人には、「背が高すぎる」と言われてしまったそうです。そんなこと言うヤツいるんだ…と思いますが。

 

そして、意外な展開になります。涼ちゃん(平岡祐太)が香に告白してきたのです。他の彼女や女性との関係も全て終わらせて。「香しかいない」と言ってきます。ここで、香はすぐにオッケーを出さずに、「考えとく」とだけ言います。もうセカンド女にはならないように上手いこと言った気がします。主導権は涼ちゃんから香にうつったのかな。

 

ただ、涼ちゃんが他の女性との関係を終わらせるところや、香しかいないって思うまでに葛藤しているシーンが少し見たかった。

 

小雪も本当の意味で不倫にピリオドを 

小雪大島優子)は丸井さん(田中圭)と街で偶然会います。その丸井さんは子供を連れて、パパの顔をしています。そんな丸井さんを見て、小雪は丸井さんに「ありがとう」を伝えます。丸井さんも「ありがとう」を言います。

 

不倫というのは世間的には認められないかもしれないけど、小雪よ丸井さんは2人で楽しい時間を過ごして、それ関係してかはわからないけど、丸井さんはちゃんと父親に近づいているので、小雪と丸井さんが過ごした時間も無駄ではなかったのかななんてことも思ってしまいました。

 

KEYの中途半端な感じが…

KEYは本当は倫子が好きなのですが、倫子と早坂さんとのハッピートークをしている時にはちょっと微妙な感じなったり、KEYからは倫子にアタックしなかったりと、本当中途半端な感じになっていたように思います。倫子の言う「タラレバ男」というのも当てはまっているような気が。でもKEYが役者の仕事頑張ろうしているのも、倫子の脚本のドラマに出たいからなのかな、とも思ってちょっと可愛く見えたり。

 

最終的には倫子とKEYがくっつきました。倫子は早坂さんという幸せにしてくれそうな男性を逃してしまったのですが、KEYに最後に告白します。倫子は自分の気持ちに正直な行動をとったのです。そして、KEYも「倫子のことを好き」的なことを言います。ただこのシーン、個人的には最後くらいはっきり言ってよー!って思ってしまいました。でも、これがKEYらしくていいのかなとも思ったり。でもちょっと盛り上がりに欠けたかなとも思ったり。

 

自分の”幸せ”とは 

タラとレバが本当にいいことを言っていました。自分の幸せは自分で決める的なことを。「〇〇歳までに結婚しないと負け組」「〇〇歳で彼氏彼女いないと寂しい奴」などなど色々な価値観は存在しています。ただこれはあくまで、他人や世間が決めたもので必ずしも自分に当てはまるとは限りません。

 

このドラマを見ていて最初の頃に、結婚=幸せなの?と個人的には疑問に思っていたのですが、その答えが最終話になってやっと出てきたのかなと思っています。タラレバ娘達も、最終的には「結婚に焦らなくてもいいじゃん」的な感じになって、いい意味で方の力が抜けていた気がします。女子会だって楽しいしみたいな。

 

自分の幸せってなかなか難しいかもしれないけど、自分で考えて悩んで行動してもがきながら近づいていくのかもしれません。周りから見れば幸せそうに見える人も、実は悩んでいたり苦しんでいたりするかもしれませんし。自分の幸せを考え、追い求めながら生きていこうと改めて思えた最終回でした。

 

 

 

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