「進撃の巨人」21巻の感想 ※ネタバレあり

人気マンガである「進撃の巨人」の21巻が2016年の12月9日に発売されていました。発売されてから時がけっこう経ってしまって今更感がありますが、感想を書きます。というか書きたいのです。最近読んで衝撃的だったので。

 

前回はアルミンが丸焦げになってしまったところで終わりました。確か。

「えっ!?アルミン死んじゃうの?」

とアルミン好きの自分としてはかなり不安を抱きつつ、

「エレン、ミカサ、アルミンは死なないだろな」

とも思いつつ、

進撃の巨人の内容ならありえなくもないかな…」

とどっちつかずの思いを抱きつつ終わった気がします。

 

 

21巻はアルミンが丸焦げのところから始まります。そして、エレンがアルミンとの小さい頃のシーンを回想します。

「えっ回想!?マジで死ぬの?」

とか思ったりもしていたのですが、物語が進んでいくと、アルミンはまだなんとか息があります。そして、なんとか救える方法があることがわかります。

 

「おっ!?助かるかもーーーーー!」と思っていてその救える方法である注射を持っているのが、リヴァイ兵長なのです。リヴァイがエレンの元にやってきました。そして注射を打とうとしますが、瀕死のエルヴィン団長を背負った兵士がリヴァイ兵長の元に現れます。そしてその後にミカサも現れます。

 

エルヴィン団長に打つか、アルミンに打つかで揉める調査兵団達。このシーンが本当に衝撃的というか、ズシーンと胸に来ます。かなり究極の選択です。エレンとミカサはアルミン、リヴァイ兵長とハンジさんらはエルヴィン団長。

 

結局リヴァイ兵長を残して、他の調査兵団の人達はその場を去ります。

「残されたリヴァイ兵長はどんな決断を下すのか」

が気になります。

 

ここでのリヴァイ兵長が少し回想するシーンがあるのですが、なんかかっこいいです。切なさというか哀愁が漂うというか。

 

結局アルミンを救う決断を下しました。

「アルミン、死ななくてよかった」

と思いつつ、

「エルヴィン団長…」

とも思いつつすごい複雑な気持ちになりました。

 

そういえば、けっこう前のシーンなのですが、ジークがエレンに言った言葉が頭に引っかかります。「俺たちは仲間だ」的なこと。ジークってエレンのお父さんに似てますよね?最初お父さんの何かが少し変わったのかと思っていました。(もしかしたらそこに触れられていた部分もあるかもしれませんが)

 

そして、エレン、ミカサ、ハンジ、リヴァイの4人はエレンの家の地下室にとうとう辿り着きます。

「地下室に何があるんだろう?」

と期待に胸が躍ります。

 

すると、エレンの父グリシャが記したであろう書物が出てきます。ここには過去のことが記されています。昔にあった国や民族の争いのことなど。

 

細かいところは省略させてもらいますと、ジークはグリシャの子供ということ?

「えっ!?だから似てるの?てかグリシャやジークって何歳なの?」

「グリシャの目的って結局何?」

などとも思いつつ、過去のことを辿っていくところの途中で21巻は終了となります。

 

いやーなんとも奥深い内容となってきました。急というか、衝撃的というか、そんな感じの展開に若干ついていけず、読み直しました。

 

進撃の巨人」はもはやただのマンガではないと思っています。(ワンピースもそうですが)人間や世界の色々な部分に言及しています。ある意味哲学的というか。とりあえず、続きが気になる。

 

 

 

 

 

 

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