RADWIMPSの曲に「閉じた光」という曲があります。昔から好きな曲なのですが、最近改めて聞いてみてちょっと泣けてきました。この曲を聞いて思ったことを書かせてもらいます。かなり個人的に内容になると思いますが。
特に刺さったところ①
最初のサビに入る少し前の以下の部分です。
遠くから声聞こえました「頑張れ」と言っていたんだ
じゃあ誰より強くあればいい?
「誰よりも強くなればいい」と笑った時代が今
いくつもの命を奪った
閉じた瞼だけが僕の弱さを知っていたんだ
~RADWMPS 閉じた光 より引用~
昔は「頑張らなくちゃ」とか「負けない」とか思って一応頑張ってきました。でも嫌な仕事とかでも頑張った結果、体調を崩してしまいました。その結果、頑張ったり誰かよりも強くあろうとすることばかりが人生じゃないなと思うようになっていて。。。なんかこの部分が妙に刺さりました。
特に刺さったところ②
2回目のサビに入る前の以下の部分です。
でも諦めて僕笑いました 夢だけ置いて走りました
いやでもナニカ目指さなくちゃで 苦しい時こそ笑えだとかなんだ?
笑った友が今日も「ちょっくら死んでくるわ」と言った
そしていつものよう 僕は左手を振った「またね」
~RADWIMPS 閉じた光 より引用~
苦しい時こそ耐えろとか、苦しい時こそ成長のチャンスだとか言われることもあるけど、そればかりではないとも最近思うのです。確かに苦しいことを乗り越えた先になにかあるかもしれないけど、ないことだってあると思います。耐えきれずに体を壊してしまうことだってあります。
自分は最近そう感じています。苦しいことはなんでも耐えればいいってわけでもないと思います。ダメなら逃げてもいいと思います。そして、その耐えた先に何があるのかも大事だと思うようになっています。
最後に
そして、これらの歌詞は電通の過労死事件にも少し通ずるところがあるようにもなんとなく感じています。あの女性も、頑張れとか負けないとか思って必死に頑張った結果無理をし過ぎてしまった部分もあるのではないかなと。そして、おそらく会社に蔓延しているであろう苦しい時こそ耐えろ的な性質も関係あるのかなと。(あまり本人のことや会社の内情にはそこまで詳しくないので、はっきりとは言えませんが。)
曲の解釈は個人個人それぞれあるでしょうが、最近の自分はこの「閉じた光」を聞いてこんなことを考えました。他にも響いた部分はあるのですが、特に色々感じた部分を選びました。
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