先日、キリンチャレンジカップのシリア戦(6月7日)とW杯最終予選イラク戦(6月13日)の試合に向けたサッカー日本代表のメンバーが発表されました。そのことについて好き勝手に感想を書いていきたいと思います。
メンバー
メンバーは下記の通りです。
GK
川島永嗣(FCメス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
長友佑都(インテル/イタリア)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
三浦弦太(ガンバ大阪)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)MF
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)
加藤恒平(RECべロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)
香川真司(ドルトムント)
倉田秋(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)FW
本田圭佑(ミラン/イタリア)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
乾貴士(エイバル/スペイン)
大迫勇也(ケルン)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
浅野拓磨(シュトゥットガルト)
日本代表メンバー発表 – bundesliga.com/jpより引用
意外だと思った選手
これは加藤恒平選手を挙げる方が多いのではないのでしょうか?正直なところ、僕はこの選手のことをほとんど知りませんでした。なので、YouTubeをプレー集などを見たりしました。
YouTubeなどのプレーから見た加藤選手の特徴は、
1.ハリルホジッチ監督のよく言う”デュエル”に強く積極的にボールを奪いにく
2.奪った後の攻め上がりやボールを前に運ぶ力
3.ミドルシュートも打てる
の3つかなと思いました。ハリルホジッチ監督が1年追跡したというだけあって、監督の好みに合っていそうな選手という印象です。ただ、ニュースとか見るとデュエルのところがクローズアップされがちに思えますが、足元の技術も高く見えます。楽しみな選手です。
やっと呼んでくれた選手
以前も書きましたが、やっぱり乾選手です。以前の記事はこちらです。よかったら。
乾選手活躍しててもあまり呼ばれていなかったので、ハリルホジッチ監督の好みじゃないのかな〜とか思っていたのですが、今回は呼ばれました。やはり得点を決めたことが大きいのでしょう。しかもあのバルセロナ相手に2ゴール。
ハリルホジッチ監督は、サイドの選手に上下運動と得点力を強く求めているように思えます。だから前回はフィニッシュが上手い宇佐美選手が選ばれていたのでしょう。その時、乾選手はあまり得点をとっていなかったので。
以前は得点力の部分で乾選手に物足りなさがあったかもしれませんが、最近はゴールも決めているので、呼ばれたというところでしょう。乾選手のプレー楽しみです。
そして、GKの中村選手も意外でした。今まであまり若手のGKは呼ばない傾向があるように見えたハリルホジッチ監督ですが、西川選手を外して中村選手を選びました。なんの試合で見たか忘れたのですが、この選手代表に呼ばないのかなと思った記憶があったので、嬉しい限りです。また、若手のGKというのも楽しみです。
今回のメンバーで少し心配なところ
ボランチでボールを落ち着かせるというかゲームメーカー的な選手があまりいないところが少し気になります。みんな守備に特徴のある選手っぽいので。ボランチのところでボールが落ち着かないで、ミスが連発してしまうとチーム全体がアタフタしてしまうかもしれないのが懸念点です。また引いて守られた時に厳しくなるかなとも。
その辺りはもしかしたら、トップ下に入るであろう香川選手に任せるのか、それともトップ下と両方できる倉田選手に期待しているのか、もしくは加藤選手は組み立てもできるとハリルホジッチ監督が言っていたので、加藤選手なのかもしれません。
ただ、アウェーのイラク戦のピッチがかなり荒れていてひどいらしいので、そこを考えて戦える選手を重視したというのも考えられます。そういう意味では理にかなっているのかなとも思いつつ、1人くらいゲームメーカー的な選手いてもいいかなとも思ってしまいます。個人的な好みもありますが。個人的には小林祐希選手を呼んで欲しかった。
今回の代表選考は面白かった
それでも今回は今まで常連だった選手(西川選手、森重選手、丸山選手、清武選手)が外れて新しい選手が入ってきて面白いなと感じました。また、ハリルホジッチ監督の選考基準というのもより明確になってきた感じがします。
やっぱりゲームメーカータイプでも”デュエル”のところがイマイチだと代表には呼ばれにくいのでしょう。今後の競争もより激化していきそうです。
次の日本代表の試合が楽しみです。
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