カフェにいたキレイな女性(客)に抱いた本当に短い時間の恋心

つい先日、カフェにキレイな女性がいた。私の座る席の隣の隣に。目がパッチリしている。おでこがチャーミング。肌もキレイ。まあ、そりゃ化粧していればある程度キレイに見えるかもしれないが。髪はうっすら茶色い感じ。明るすぎず暗すぎず程よい。とにかく見た目がものすごくタイプ。ドストライクとはこのことだろう。芸能人でいうと、中越典子さんを本当に少しだけハデにしたイメージといった感じ。もちろん、中越典子さんの方がキレイだと思いますが。

・配置イメージ

電源

いす(例の女性)いす    いす

テーブル    テーブル  テーブル

いす      いす    いす(私)

そして、なんとカフェで読書をしているではないか!!!完璧過ぎる。本が好きな女性って素敵。自分もわりと本が好きなので、本の話とかもしたい。先に私が座っていて、彼女が後から来たのだが、この時ばかりは「なんで隣の席に座らなかったんだ。俺!」と自分を呪いました。ちなみに1つの席と席の間はだいたい50センチくらい。

「んー。話しかけたい。」「でもナンパ的なことをしたことないしなー」「そして、これだけキレイなら彼氏いるんだろうな〜」などと悩む自分。「いや、もしかしたら結婚しているかもしれない。」と思って、左手の薬指をバレないようにチェック。指輪がないことを確認すると、心の中でガッツポーズを決める。そして、話しかける方法を妄想する自分。

トイレに行く時に彼女の席付近を通るので、その時に何か物(スマホとか)を落として

私「あっすいません」

女性(拾ってくれて)「いえいえ」

私「ありがとうございます。ちなみに本お好きなんですか?」

女性「ええ」

私「そうなんですか!僕も好きなんですよ〜ちなみに何読まれてるんですか?」

女性「〇〇です。」

(読んだことある小説であることの場合)

私「僕もそれ読みました。面白いですよね〜」

女性「本当面白くて、めっちゃハマっちゃってます。」

私「わかります。僕も寝る間を惜しんで読んでました。」

女性「ふふ。それすごいですね!私以上にハマってますね!」

(読んだことない小説の場合)

私「へー。僕もそれ気になっていたんですよ〜面白いですか?」

女性「ええ、続きが気になってついつい読み進めてしまいます。」

私「あー!それ読んだらめっちゃハマりそうです!」

女性「ふふ。ハマると思いますよ?」

(以下は読んだことある小説・読んだことない小説のどっちのパターンでも同じ)

私「なんか話合いそうですね?」

女性「そうですね。」

私「僕は△△って言うんですけど、お名前は何て言うんですか?」

女性「〇〇です。」

私「〇〇ですか。素敵な名前ですね!」

女性「ふふ。ありがとうございます。」

私「〇〇さんともう少しお話したいなって思っちゃってるんですけど、ダメですか?」

女性「ふふ。いいですよ〜」

はい。妄想終了。こんな上手くいくはずもない。おそらく「ちなみに本好きなんですか?」と聞いた時点で怪訝な顔をされるだろう。また、スマホを近くで落とすなんてあからさま過ぎる。しかも、そんな自然にスマホを落とせる演技力も持ち合わせていないので、却下。でも他に方法が思いつかない。チラ見するので精一杯。気付かれないように、細心の注意を払いながら。てか、向こうは私に興味など示していない様子。まあ当たり前のことなのだが。このカフェは出会い目的で来るカフェでもないし。

この時ばかりは、仲の良い友達たちとのグループLINEに「ヤバイ!めっちゃ好みのタイプの子がいる!!」と送ろうかと思った。誰かに気持ちを共有したくて。そして、「おっ良いじゃん!イケイケ〜」と背中を押して欲しくて。まあ、それもやめたが。元々そんなことを送るタイプでもないので。でも話しかけるいい方法がないかを聞けばよかったとも今となっては思う。

そうこうしているうちに、隣の席の彼女が座っている側におじさまが座ってしまった。これで私が彼女の視野に入るチャンスはもっと減った。元々入っていないだろうが。「はあ。せめて隣に座っていれば。」とまた思う。少しドキドキして気持ちは高ぶっているのだが、それでもやはり話かけられない。

そして、彼女がきてから2時間後くらいに、彼女はカフェを出ていった。おそらく彼氏との待ち合わせがあるのだろう。時間的にもそんな感じ。こうして、私の短い間の恋は終わりを告げた。「またあの子と会えないかな〜。でも会っても話しかけられないな〜」とか思ったりする。

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