生きにくさを感じている要因は内向型的な性質かもしれない

なんとなく世の中に”生きにくさ”的なものを感じている人っているのではないのでしょうか?「よくわからないけど、生きにくい。なんか辛い。」という感じのモヤモヤしたものを。私は、こんな感じをずっと抱えて生きてきました。それでもそれなりに人生は楽しく過ごせているのですが。。

ずっと感じてきたこの”生きにくさ”の要因として、スッと腑に落ちるものがあります。”生きにくさ”の原因はもしかしたら、内向型的な性質が原因かもしれません。これがスッと腑に落ちました。最近、内向型と外向型が話題に取り上げる記事もよく目にするので、これらの言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんね。内向型のことで、個人的に思うことを書いてみます。ちなみに、私は内向型的な性質寄りだと思っています。

内向型と外向型って?

簡単に言ってしまうと、意識が自分の内に向いているのが内向型で、意識が自分の外側に向いているのが外向型です。例えば、パーティなどで騒ぐのを好むのが外向型で、パーティよりも1人で読書をしているのを好むのが内向型という感じです。

もっと言うと、外で社交的に振る舞うと疲れてしまい自分1人の時間で充電するのが内向型で、反対に外で人と一緒にいることが大好きでそれで充電でき、1人の時間が多くなり過ぎてしまうと、逆に刺激不足になってしまうのが外向型です。

他にも、内向型は1対1で深い会話を好み、外向型はみんなでワイワイするのを好む、などいっぱい違いはあります。しかし、長くなり過ぎてしまうし、自分はその手の研究の専門家ではないので、多くは語るのもちょっと気兼ねしてしまうので、やめておきます。

また、内向型と外向型というのに完全に分けられる訳でもなく、両向型などもいるようです。白か黒かだけでなく、グレーとか濃いグレーとか薄いグレーなどのような感じででしょう。

外向型が社会の理想として考えられているようにも思っていた

ここからの話は個人的に勝手に感じていたことです。就活の時には、いわゆるコミュ力が高い「ウェーイ」的な人の方が強く感じました。内定も多く取れているように見えました。あと学校や部活でも強気でよくしゃべるような人の方が、学校や部活独特のカースト制的なものでも上にいたような感じがします。発言力もあったように思います。

そして、私はこのような学校のカースト制に上にいる人達とか「ウェーイ」的な人がなんか苦手なのです。強気というか押しが強いというか、そういう人達が。自分みたいなタイプの人との方が仲良くなりやすいです。

内向的な性質を変えようとしたけど難しい

私は小さい時は幼稚園や学校に「行きたくない」と駄々をこねるタイプだったようです。サッカーを始めたおかげでなんとかなりましたが、サッカーも最初は「行きたくない」と駄々をこねていたようです。これにも、内向的な性格も少し関係しているかもしれません。

家でドラマやアニメを見ている時、漫画や本を読んでいる時がすごく幸せでした。今でもそうですが。そして、人見知りでもあります。そのため、人と仲良くなるのに時間がかかってしまいます。ただ、仲良くなったら、割とずっと仲は良いです。

しかし、「このままだと社会に出ていけない」「自分のこの性格的なものを変えなくてはいけない」という危機感を感じていました。そのため、飲食店の接客のアルバイトをしたり、飲み会・コンパ・パーティなどにもなるべく参加するようにしていました。

ただ、それでもやはり内向的な性格というのはあまり変わらなかったように思います。人数の多い(6人以上はシンドイ)飲み会などに行ったら、やはりどうしてもかなり疲れてしまいます。1対1だと楽しいし、消耗したともあまり感じません。

内向型は自分の性質を変えようとしないほうがいいかもしれない

最近、内向型の良さに注目しようとする、本や記事を目にすることも増えてきました。感受性が豊か、集中力がある、孤独に強いなどが内向型の良さだそうです。内向型の人たちは、無理に内向的な自分を変えようとせずに、自分の内向的な性格を受け入れたほうがいいように思うのです。その方が、生きにくさは減る気がします。

これは、私が感じたことです。特に2つの営業職を経験からこれを思います。1社目での仕事は割と順調にこなすことができましたが、2社目では体調を崩してしまい、わずか1ヶ月半ほどでうつ状態になってしまいました。

どちらも新規開拓の営業でしたが、この2つの大きな違いは何だったのかを考えたのです。それは自分の内向型的な性質を良しとするか、自分の内向型的な性質を根本から変えようとするか、だったように思います。もちろん、他にも体を壊した理由は他にも多々あるとは思いますが。

1社目の上司の方は、私の内向的な性質を活かせばいいという考えをしてくれていました。今考えてみると、これは私にとって非常に大きかったです。そのおかげか、「自分みたいな性格でも営業できることを証明してやる」的なことも心のどこかで思っていました。

2社目の上司の方は、 私の内向的な性質は根本から変えたほうがいいと仰っていました。もちろん、この上司の方は、私のことを思って仰ってくれたのでしょう。しかし、このようなことを言われた時に、私はひどくショックを受けた覚えがあります。自分の中で何かが崩れ去っていたような気がします。

上司の言うことを、無視してしまえばよかったのかもしれません。また、自分の性質を根本から変えることができる人もいるでしょう。ただ、私にはこの言葉が重くのしかかっていたように思います。もともと内向的な性質にコンプレックスも感じていましたので、「やっぱり俺ダメなんだ…」的なことを思いました。

なんとか頑張ろうとしましたが、結果的に体を壊してしまいました。そして、体調を崩している時に読んだ本があります。(ブックオフでたまたま出会ったのですが、なんか運命的なものを感じました。)2つの営業の経験とその本から、私は「自分の内向的な性質を受け入れて、それを活かせるようにしよう」と思っています。これだけでも、だいぶ気持ちが軽くなった気がします。 私がこのように考えるようになったきっかけの本のリンクを下に貼っておきますので、よかったら。 私がグダグダ語るよりもいいとも思いまして。。

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