月日が経つのは早いもので、自分がエンジニアとして働き始めてから半年が経ちました。そこで、今回はエンジニアとして働いてみての感想や、働いてみてから感じたギャップなどについて書いてみます。
入社する前の自分
・フロントエンドもサーバーサイドもインフラも全部できるフルスタックエンジニアになりたいっす!!あと設計・要件定義も!!
・これだけアプリ作れれば、エンジニアとしてもある程度はやっていけるんじゃね?
・半年〜1年くらいで俺かなりデキるようになっているだろう
・就職先はPHPだけど、勉強になるからいいっしょ!(プログラミングスクールではRuby Ruby on railsが主だった。)
・営業で鍛えたコミュ力もあるからそれは武器になるだろう
なんてことを思っていました。
働いてみて感じたこと
コミュニケーションが難しい
技術的なコミュニケーションって本当に難しいです。自分より経験の長いエンジニアさんのカタカナ語にわからないものが多すぎて、会議についていけないって言うこともしょっちゅうありました。
また、技術の知識が自分よりも疎い方に説明するのも大変難しいです。技術のことがわからない人にも 、いかにわかりやすく説明できるかも課題だと感じています。
言葉だけだと伝わりにくいので、資料や図を上手く使いながら工夫が必要です。それは技術のことがわかる人同士でもそうなのかもしれません。人に何かを伝えることの難しさを改めて実感しています。
あともちろんですが、曖昧ではダメでハッキリしなくちゃいけないというのがなかなか難しいです。ハッキリ言うのってなんか躊躇ってしまう癖があるので。
営業で鍛えられたはずのコミュ力もまだまだなようです。
コードを書く以外の仕事も意外に多い
思ったよりもエクセルやパワポを使って資料の作成をしたり、お客様と電話やメールで連絡を取り合うことも多い。会議も思ったより多いです。
今までの仕事であまりPCを使ってこなかったです。どのくらいかと言うと、パワポ資料は会社のテンプレのお客様名を変えるくらい、エクセルも日報の数字を入力するくらい、という感じでした。また、ビジネスメールもあまりやったことがない。そのため、ここら辺でのスキルでも大変苦労しております。
パワポ、エクセルなども使えたほうがもちろんいいですし、何か色々便利そうなツールは使えるようにしておいたほうがいいでしょう。
仕様設計や要件定義が難しい
一番難しいところです。「◯◯な機能が欲しい」って言われてフワッとして感じで言われることが多いので、フワッとした状態から機能の仕様を詰める必要があります。
仕様を決めてからいざ開発!となっても、コード書いているうちに、「ここの仕様どうするか決めてなかったな」というのもありますし、「ここの仕様こう決めたけどこっちのほうがいいよな」ってなることもありますし、「仕様にはなかったけど、こここうしたほうがいいよな」などなどコード書いているうちにも色々でてきてしまうのですね。
仕様設計や要件定義などでちゃんと完璧に漏れなく考えれていればいいのですが、漏れが出てきてしまうと、後々追加しなきゃみたいなことになって自分のクビを絞めることになります。
コード書いて、「あっここどうするほうがいいかな?」ってのが出てきた、また仕様を考えるってのを繰り返している感じがします。
下記のツイートにも共感致しました。
自分でコーディングするつもりで実装まで想定してだいぶん詰めた設計を作っていても、いざ実装に入るとやっぱり色々でてきて設計まで立ち戻り最適解を探るっていうのを毎回やってるので、プログラム出来ないけど設計はできるって言う人の事は1ミリも信用していない。
— たるはち (@tarupachi) August 29, 2018
自社サービス開発=マッタリみたいなイメージあった
入社する前は自社サービス開発のほうが、お客様の納期とかないから自分たちで量を調整できて少しユルいのかな〜みたいなイメージを持っていました。
自分が働いている会社に関しては、あまりマッタリという感じではなく、どんどん仕事がきます。自分はもうパンク気味です。笑 まだ経験が浅いのもあるかもしれませんが。
弊社のエンジニアの人数が少ないのもあるかもしれませんが。
パッと見すぐ変更できそうなところでも、他にも影響する可能性があったりして時間がかかることもあるのになぁ・・・って思います。
その辺りはこの記事が解説してくれていますので、よかったら。
違う言語にいきなり入るのはなかなか難しい
プログラミングスクールで学んだRubyではなく、PHPで開発している会社に入社したのですが、思った以上に苦労しました。
「プログラミング言語は1つマスターしちゃえばあとはそんなに難しくない」的なことも巷では言われているかもしれませんが。。。
自分はまだRubyもマスターできたかと言われると100%ではないでしょうし、プログミングスクールで3ヶ月くらいまだ未経験のエンジニアがいきなり違う言語に挑戦しながら、開発をするのはハードルが高かったようです。
本当、なんとか形にするのが精一杯という感じです。
開発する、新しい機能作るのはやっぱり楽しい
自分がコードを書いて思った通りに動いた時の快感はやっぱりハンパないです。特に苦労してできた時こそ、その快感も大きいです。泣きそうにもなります。
また、自分の作った機能がお客様に喜んで使ってもらえて売り上げにもつながって、というのも嬉しいです。その分お客様からの要望を受けることもありますが・・
これからやっていきたいこと
基本情報技術者の取得
自分はまだまだ基本的なITの知識がないなと感じております。なので、基本的なITの知識を得るためにも取得しておきたいです。
会社に取得しておいてって言われたのがきっかけではありますが、勉強してみると面白かったり、よくわからなかったカタカナ語の意味も出てくるので面白いです。
Laravel
弊社サービスの開発は主にPHPを用いて開発しているのですが、フレームワークを使っていないのです。コードがいわゆるスパゲッティ化している感じがあります。割と好き勝手に色々なところに書けてしまうこともあって。
フレーワーク入れたいよね〜って会社で話は上がっているので、まず自分が勉強してみようかなと思っています。
一番は人気が上昇している感があるので純粋にLaravelに興味があるというのもあります。
あと、railsももっと深くやりたい。
React
現状、フロント部分を触っているのが一番楽しいなと感じているので、これからフロントやるならReact.jsかな〜って感じでやりたいなと思っています。あまり深く考えているわけではありませんが。
またLaravelにデフォルトで入っているというVue.jsからやってみるのもありなのかなと思ったりもしています。
最後に
エンジニアとして働いてみて半年が経ちましたが、まだま一人前には程遠いなと感じております。日々、自分の無力さに打ちひしがれております。勉強したいこと、勉強すべきことも山のようにあります。
半年前の自分、エンジニアを舐めすぎです。半年前の自分に言ってやりたい。「君、全然雑魚だよ」って。「プログラミングスクール通っただけではまだまだだよ」って。
それでも、エンジニアの仕事は前の職種よりも楽しいです。なのでこれからも、ゆる〜く頑張っていきます。
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