【卒業生が語る】TECH::EXPERT(テックエキスパート)の良いところ・気になったところを率直に

営業マン→エンジニア

主に営業職を経験してきた僕がエンジニアに転職して約1ヶ月が経ちました。早いっ!あっという間だった。

 

今回は、自分がエンジニアになるために通っていたプログラミングスクールのTECH::EXPERTについての感想を書きます。いい面とまだ改善の余地があるなぁと思うところもあったので、率直に書いていきます。ちなみに私が通っていたのは2018年2月までになりますので、もしかしたら色々改善されているところはあるかもしれません。

よかったこと

プログラミングの楽しさを実感できる

これが一番よかったことです。コードを書いて実際に動かす、そして自分の思った通りに動いた時は本当に快感です。TECH::EXPERTでは主にRubyというプログミング言語、Ruby on Railsというフレームワークを用います。これが本当にとっつきやすいので、やっていて楽しいです。

テキストでもわかりやすく解説してくれているので、勉強していて楽しいと思います。テキストはかなりポイントを抑えてくれているのも大きなメリットかなと。プログラミングほぼ未経験から始めたので最初は意味不明で苦労しましたが、それでも楽しんで勉強できました。

サービス作りを一通り経験できる

基礎カリキュラムではTwitterのようなアプリを、応用ではSlackのようなチャットアプリを、最終課題では現在世に出ているサービスの目コピを行います。これらを通じて一通りサービス作りは経験できます。

基礎カリキュラムではテキストに沿いながら、応用では少ないヒント、最終課題は全くのヒントなしで作る形になります。なので自分たちでわからないことがあったら、調べるググり力もつきます。

また、応用のチャットアプリ作成ではgithubという実際の現場で使われているツールを使って、コードレビューもしてもらうことができます。

チームで開発を行うこともできる

また実際の現場の開発はチームで行うことが多いです。チーム開発を行う機会もあります。基礎カリキュラム〜応用カリキュラムに1回と、最終課題も基本的にはチームで行います。

チーム開発をするのはなかなかメリットが多いと思います。周囲の受講生がどのくらいできるのかがわかって刺激にもなります。また、個人で開発している時には起こりえなかった問題も起こってきます。

チームメンバーとどうすればいいかな〜的なことを話しているうちに解決策が思いつくこともありますし、技術的な会話もするのでエンジニアとして必要なコミュニケーション力も磨けると思います。チーム開発を行うのはかなりのメリットです。

メンターさんにすぐ質問できる環境

プログラミングを始めたばかりの頃はわからないことばかりで戸惑うことも多いです。そんな時に、呼べばすぐにきてくれるメンターさんがいるのはかなり大きいです。もちろん、自分で調べて解決できるの一番ですが、それでも解決できないことがあります。

メンターさんがいるというのはプログラミングスクールに通う大きなメリットでしょう。わからない時に聞ける人が身近にいるというのが独学との圧倒的な違いかと思います。

それでもなるべく自分の力で解決できるようになる方が力はつくかなぁとも思います。

就職活動の相談にのってくれるキャリアアドバイザー

僕はエンジニアにキャリチェンジしたかったので転職活動もしました。キャリアアドバイザーさんには、今後のキャリアについてや、面接対策など色々なことをかなり相談にのってもらいました。

何でエンジニアになろうと思ったのか?エンジニアとしてどうなっていきたいのか?何で前職を退職したのか?などなど話をしていく中で段々頭の中がクリアになっていきました。

自分を担当してくれていたキャリアアドバイザーさんは、自分を卑下しがちな僕を励ましてくれもしました。これはかなりありがたいことです。

また、エンジニアの未経験採用の枠はかなり狭いので、こういうプログラミングスクールから紹介でないあとなかなか面接に進むのも難しそうでした。

毎週行われる会社説明会

TECH::EXPERTに出向いて会社説明会を行ってくれる企業さんもいます。自分の知らない企業さんのことを知ることができるのはかなり大きいです。

また、そこで座談会もあるので現場の実際に働いてるエンジニアの方々と話すことができるは刺激にもなります。

気になったところ

やはり挫折してしまう人もチラホラ・・・

基本的に自分でカリキュラムを進めていくとい自習スタイルなので、挫折してしまう人もチラホラします。授業・講義という形式ではないので。自分で勉強する意志がないといけないのかなぁと思います。半分くらいは挫折してしまっていたかなと・・

僕の場合は家だとやらなくなると思っていたので、朝9時くらいには教室に行って勉強するという形をとってました。そして、他の受講生よりも早くカリキュラムを終わらせてやると思ってやっていました。

会社説明会にきたところの選考は少し進むのが遅い

会社説明会にきてくれたところは選考を受けたがる受講生も多くなります。そのため、選考スピードが他の企業よりも遅くなりがちです。全員を見てから決めたいという感じになることが多いので。

これはある意味しょうがないのかもしれません。ただ、わざわざ説明会に出向いてくれるので、TECH::EXPERTに対する理解があるのと、採用意欲もある程度高いのかなとも思います。

細かい仕組みがわかっていなくてもある程度作れてしまう

Ruby on Railsというフレームワークを使って開発を行うので、細かい仕組みがわかっていなくても、ある程度サービスが作れてしまうのです。Railsが勝手にやってくれたりする部分も多いので。

僕が働いている職場では現在フレームワークを使っていないので、そのあたりにかなり戸惑いました。また、プログラミング言語もPHPというのがメインなので、そこもまだまだです。

TECH::EXPERTで「俺ある程度できるじゃん!」とか思っていても実際に働いてみるとそんなことはなかったりします。笑 むしろここが最低限のスタートでこれから勉強したいことも山のようにあります。

メンターのレベルがピンキリ

メンターさんの中に言い方はよくないかもしれませんが、あまりレベルの高くない人もいます。最初は気にならないのですが、最終課題の頃には気になることもあるでしょう。

最終課題に入る頃には「自分の方がメンターの人よりできるんじゃね?」と思うこともありました。カリキュラム以上のことを教えることができるメンターは少ないように感じました。

即戦力になれたかというと・・・

即戦力のエンジニアになれたか、と言われると全然そんなことなかったです。わからないことだらけでした。コンピュータの基礎的なことがまず全然ダメでしたので。基本ができておらずにRailsに手を出したというのがあるかもしれません。

ただ、転職のためにはポートフォリオの作成が重要なのでそこに重点を置いたというのもあるでしょうが。基礎的な用語などもわからなくて、先輩のエンジニアの方が言っていることがよくわからなかったです。基本情報技術者試験の勉強をしたあたりから、少しちょっと一人前に近づけた印象がありました。

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最後に

「TECH::EXPERTに通って後悔はしていない」というのが感想です。実際にエンジニアにキャリアチェンジできましたし。

ただ、TECH::EXPERTの内容だけでは全然足りないところもあるのも事実ではあります。エンジニアとして1人前になるにはかなり勉強しなきゃですね。

転職して1ヶ月の身ではありますが、エンジニアに転職した今、僕は仕事楽しいです!もしエンジニア転職に悩んでいるのなら、キャリア相談受ける、Progateをやってみる、プログミング体験に参加するなど、何か一歩踏み出してみるのもいいのではないのでしょうか。

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