「天気の子」を見てきた。私は新海誠さんの特別熱烈なファンではないが、「君の名は。」に感動したのでどうしても見たかった。映画「天気の子」について勝手に色々語る。
※一部ネタバレありなのでご注意を

なぜか引き込まれる
「どうせアニメだし・・」「こんなの現実的には起こりえないし・・」「祈れば晴れるとかねぇわ・・」とか思おうとしても、見ているうちになぜか引き込まれてしまっている。いや、本当に。
どうしても引き込まれてしまう。気がつけがば主人公の帆高をかなり応援しているし、「警察邪魔すんなよ」とか思っている自分がいる。(普通に考えれば、警察は警察の仕事を全うしようとしているので悪くはない。)
かなり心が動かされて、「天気の子」の世界にどっぷり浸かっていた。映画館出たら雨が降っているような気すらしてたし。笑
キレイでリアルな映像
「天気の子」のキレイでリアルな映像は、素晴らしくこれだけでも見る価値はあると言えるかもしれない。街の描写は素晴らしく「あっあそこの場所だ。」とかすぐにわかる。
空が晴れわたるところ、水に陽の光が反射するところなんかは本当に美しく心が晴れ晴れとする。”天気で人々の心は変わるんだ”というセリフがあったが、映像でも心は動くと感じた。
そして何と言っても、花火大会のシーンの美しさ。雨から晴れに変わり花火が打ち上がるのだが、この映像がなんと美しいことか。ここは涙腺がやられたポイントだった。キレイなものは無条件に人の心を動かすなと感じた。
純真無垢なまっすぐさに心打たれる
変な怪しい男から陽菜を助けるために、帆高は拳銃を打ったり、陽菜に会うために警察から逃げ出したりする。拳銃を打ったことで、警察から追われる身になるし、そもそも家出したことで捜索願も出されている。
家出した理由としても、”あの光の中に行ってみたい”というもの。他には地元が息苦しかったというのがあるが。
家出するとか銃を撃つとか警察から逃げるとか、普通に考えたらリスクのある判断・決断だし、「アホか」とも思ってしまう。ただそれでも必死で真っ直ぐに憧れに向かう帆高の姿を見ていると、いつの間にか心から応援している自分がいた。
他の登場人物も、帆高に手を貸している。それもいい大人なはずの須賀や夏美までも。なんかこの真っ直ぐさというか必死に心打たれていたんだろうなぁと。
陽菜を救い出すシーンのセリフなんて感動もの。涙腺がやられたポイント。
終わりがどうなるか予想しにくい
そして、最終的にどう締めくくるのか、結末はどうなるのかというのが予想しにくいのも映画の見所の1つだったように思えた。帆高は陽菜を救えるのか、そのままで終わってしまうのか。
「たぶん上手くいくんだろう」とか思っていても、なんかハラハラする。そして「帆高がんばれー!」とか思っている自分がいた。最後まで見応えがあったなぁと。
やっぱりRADWIMPSの音楽最高
そして、「君の名は。」でもそうだったがRADWIMPSの音楽が素晴らしく。エンディングで「愛にできることはまだあるかい」が流れるのですが、この歌詞がズバズバ心に刺さってくる。
ここも私個人的には涙腺やられたポイントでした。
最後に
「天気の子」は本当にいい映画。これだけ映画に引き込まれたおかげで、仕事のことも忘れられ、心が浄化した気分。
そして今度、映画に出てきたレシピ作ろうっと。
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